ロードレースみるひと

ロードレース観戦ガイドのブログ

簡単な自己紹介など。

 

はじめまして。

 

サイクルロードレース好きの素人です。

ロードバイクにはおよそ5年前から乗り始めました。

 

「なんだ、この楽しい乗り物は!」

驚きでした。

もちろん自転車には子供の頃から乗ってます。

でもはじめて乗ったロードバイクの軽さとスムーズさは衝撃で。

 

あ、言い忘れました。当方50代のおじさんです。

それから移動手段は電車からロードバイクになりました。

都内だと電車やタクシーよりも速いんだね。

走ってる時の気分は「メッセンジャー」でした。

バッグをリュックに変えたり、靴はスニーカー中心になり、

服もストレッチ性や通気性に気を遣い始めたり、

生活のサイクルが自転車に乗る前提になっていったようです。

気がつけば、ヘルメットやライトやサイコンやら、

どんどんロードバイクの魅力にとり憑かれていきました。

これが「沼」ってやつですかね。

 

そして週末に遠出したり、ロードレースに興味を持つのは自然な流れでした。

え?自然だよね?笑

 

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まずは50kmほど走るようになり、次第に100kmを超えるようになり、

2年目は年間で4500km走りました。

その頃は40代でした。ぎりぎり。

ええ、おじさんでも走れるんですよ。気持ちいいんですよ。

 

週末は荒川のサイクリングロードを走ることが多いんだけど、

多くのサイクリストとすれ違います。

おじさんもご老人も女性もいろんな人たち。

桜が舞う土手沿いも、太陽から逃げ場のない炎暑のアスファルトも、

枯葉が飛び散る公園の脇も、寒風が吹きつける凍ってる水たまりの横も、

多くのサイクリストが思い思いの走り方を楽しんでいます。

 

中でも揃いのジャージで颯爽と走る選手たちは

やはりフォームは洗練されて美しく、実にかっこいい。

あ、おじさんですからスピード勝負はしません。

 

「自転車レースって、こんなもんじゃないんだろうな」

実物を見てみたいと感じるようになっていたようです。

ネットの動画でロードレースを探して見はじめた頃に、

衝撃の出会いがありました。

 

その頃、常連になりつつあった自転車屋さんのひと言、

「jamさん、さいたまクリテリウムって知ってます?」

どうやら、さいたまの市街地でサイクルロードレースが週末にあると。

大勢の観客が集まり、お店も出てお祭りのようだと。

ツール・ド・フランスを走る選手が何人も来日してレースをすると。

もちろん、沿道観戦すれば目の前を選手たちが走っていくと。

ふむふむ、楽しそうじゃないか。

 

週末、自転車に乗って、出かけました。

想像以上に大勢の観客がいて、盛り上がっていました。

そして、メインレース───

衝撃でした。

鳥肌が立ちました。

 

忘れもしない2017年、優勝したのはマーク・カヴェンディッシュ

日本人のフミこと別府史之選手が惜しくも2位。

二人のことは直前に知ったぐらいで知識も思い入れもなかったのに、

猛烈にファンになるのは必然でした。

それが、僕のはじめてのロードレース生観戦体験でした。

 

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その日はずっと興奮が収まらず、

「もっともっとロードレースを見たい、知りたい」と

ネットを見たり動画を探したり、

翌日は興奮して人に話しかけたり。笑

そして知れば知るほど、この競技の奥深さや魅力に

さらにどっぷりとはまっていったのでした・・・。

 

つづく