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チームと選手の成績チェック【2025.5月終了時】

 

ほんとに今更の謎なタイミングで恐縮ですが、軽く成績まとめの記事を。言い訳:普通なら毎月末に上げておくべき話題ですが、昨年からブログを書き上げるモチベーションがあがらず(今も上がっているわけではない)、すっかりご無沙汰してしまいました…。とはいえ毎月成績まとめの表は作っていたので(Tではつぶやいていました)、ツールを前にして今年の成績を振り返る意味合いとあとで振り返る時に確認しやすいような記録的な意味合いのまとめです。ということで、チームの成績と選手個別の上位50人のランキングを表にしています。

コメントは全体で気になる傾向と特に注目したい選手やトピックのみ簡単に触れるレベルです。最後に各月のまとめページへのリンクも貼っておきます。

*表のUCIポイントおよび勝利数は2025年第21週(6月1日)までの集計。

 

 

 

 

◎チーム成績(UCIランク・勝利数)

ジロが終わり今年のチームの序列が固まってきた。 各チームのUCIランクと勝利数を確認しておく。*表はUCIランク順で、ワールドチーム18チームと昨季上位の6つのプロチーム(プラスα)で構成。チーム名のカラーはジャージのカラーをイメージしています。順位は比較として前月(2月末)も記載。2025年の獲得したUCIポイントと勝利数を記載。WT=ワールドチーム/PT=プロチーム。

 

 

5月は大きなポイントが動くジロがあり、全体的な傾向として上位チームと下位チームの格差が広がった印象。首位UAEチームエミレーツ、2位リドル、3位アスタナまでが他を引き離すポイントを稼いだ。シーズンも半ばを過ぎて各チームのポイント差が広がっているため、大きな順位変動はなくなった。少しではあるが順位をあげたチームはデカトロン(14位→11位)で、下げたチームはEF(10位→12位)、Q36.5(16位→19位)、トタル(23位→21位)。

ただし勝利数は興味深い変化があり、ぶっちぎりの勝利数だったUAEは5月は3勝のみで、過去最多勝ペースは鈍化。その分、リドルが7勝(うちジロで6勝)、アスタナが10勝、ヴィスマが8勝と、多くのレースで躍動した。

予想通り、ワールドチーム昇格争いもジロで大きな動きがあった。降格圏にいたアスタナが浮上、コフィディスアスタナピクニックに抜かれて降格圏に沈んだ。そちらは別記事を書いているので参照いただければと思います。

◎昇格・残留争いについてはこちら

 

 

◎個人成績(2025年分UCIランク)

ランキング上位50名を表にした。コメントは特に気になる活躍をしている選手にのみ言及する。表は2025年のレースで獲得したUCIポイント順(独自データ)で、多くのランキングサイトの順位とは違います。表は左から選手名/国/所属チーム/UCIポイント。

 

 

マッズ・ピーダスンが凄い。前月と比較するとお分かりいただけると思うが、ポガチャルはレースをしていないのでポイントは変わらず。ピーダスンはジロでの大車輪の活躍で2598ptから3878ptまでポイントを伸ばした。総合系でない選手でこれほど成績を残したのは全盛期だった頃のファンアールト以来ではないだろうか(もちろんファンアールトはまだこれから全盛期が来る可能性はありますが)。これからツールに参戦するポガチャルを抜くことは現実的には困難だが、ピーダスンの充実ぶりには感心する。

他に上位に食い込んできたのはデルトロカラパスサイモン・イェーツジーコーイフォルトゥナートと、ジロで大活躍した選手たち。ジロ以外では、23位のブレナンが驚異的な活躍。ツアー・オブ・ノルウェーでstage1から2位・1位・2位・1位で、総合も1位。この恐るべき19歳はこれで今シーズン10勝をあげて、とうとう10代での歴代最多勝利記録を作ってしまった(今まではレムコの9勝。レムコの名誉のために言及すると、2020年の9勝はコロナ渦での短縮シーズンであった、これも怪物)。

チーム別では、UAEが7人、ヴィスマが6人、リドルが5人。アスタナが4人。イネオスアルペシンスーダルバーレーンEFが3人。ひとりも入っていないのは、デカトロントタルロット

 

 

◎他の月別成績まとめはこちら

jamride.hateblo.jp