相変わらず微妙なタイミングで恐縮です・笑 月毎の成績まとめ6月終了時です。過去の成績を振り返る記録的な意味合いなのでご容赦ください。ワールドチームと上位プロチームの成績と、選手個別の上位50人のランキングです。
コメントは全体で気になる傾向と特に注目したい選手やトピックのみ簡単に触れるレベルです。最後に各月のまとめページへのリンクも貼っておきます。
*表のUCIポイントおよび勝利数は2025年第21週(6月30日)までの集計。
※後日、簡単なコメントを追記します。
◎チーム成績(UCIランク・勝利数)
シーズンも半ばを過ぎてチームの序列にも明暗がはっきりとしてきた。UCIランクと勝利数を確認しておく。*表はUCIランク順で、ワールドチーム18チームと昨季上位の6つのプロチーム(プラスα)で構成。チーム名のカラーはジャージのカラーをイメージしています。順位は比較として前月(2月末)も記載。2025年の獲得したUCIポイントと勝利数を記載。WT=ワールドチーム/PT=プロチーム。

ランキングではいくつかのチームの順位に変動があった。相変わらずUAEチームエミレーツが好調で、勝利数もすでに50の大台に乗せてきた。UCIポイントも20000を超えて、昨年2位だったヴィスマと同レベルのポイントに達して、ツールを終えたら年間首位は盤石になりそうで、その後は様々な記録に挑戦していく史上最高のチームと呼べそうなほど。リドルも好調を維持。UAEが別格すぎてあまり評価されていないように感じるが、とても立派な成績。ステージ総合ではそれほど結果を残せていないことを考慮するとチームのレベルは非常に高く、もっと評価されていい。ヴィスマがじわりと順位を上げて3位になり、アスタナを抜いた。ツールを終える頃には更にポイントを稼いでくると予想される。他に前月から順位を上げたのは、EF、ウノエックス、イスラエル、ピクニック、アルケア。下げたのは、バーレーン、モビスター、チューダー、Q36.5、アンテルマルシェ。特にワールドチームの昇格・降格圏にいる渦中のチームの競争が激化している印象。
7月はツールで大きなポイントが動く。総合・ステージ成績ともに他のレースよりもポイントが高いので、順位変動も可能であり、残りのレース数を考慮すると決定づけるような差がつく可能性も出てくるかもしれない。各チームの戦略とライバルとの駆け引きにも注目したい。
◎個人成績(2025年分UCIランク)
ランキング上位50名を表にした。コメントは特に気になる活躍をしている選手にのみ言及する。表は2025年のレースで獲得したUCIポイント順(独自データ)で、多くのランキングサイトの順位とは違う独自の集計です。表は左から選手名/国/所属チーム/UCIポイント。


※後日、簡単なコメントを追記します。
◎他の月別成績まとめはこちら
