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【2025→2026年】移籍まとめ_12.02更新

 

前回記事作成時(10月7日)から選手の動きがあったので、移籍状況まとめを更新・追記します。

【2025年12月2日現在】

現在進行形で未定の選手の一部いますが、来季のロースター枠は9割程度は決定しました。2025-2026年版として来季の移籍が発表された選手及び契約が未定の選手を一覧にしましたので、ご参考までに。

 

 

 

 

◆チーム別退団選手一覧 *12/2追記

12月2日時点で移籍が発表されたライダーをチーム別に表にまとめました。表に入っていない選手は来季はすでに現所属チームと契約しています。表記は未定/来季の移籍先チーム名/契約延長/引退として選手名の枠色を変えています。全ワールドチームと上位6つのプロチームだけ(来季のワールドチームとワールドツアー招待枠)のチェックなのでご了承ください。名前の左側に印をつけたライダーはUCIランクで100位以内に入る選手と実績がトップクラスの重要選手です。*各チーム内の選手の順番はほぼ昨年のUCIランク順になっています。今年の成績順ではありませんが、上に行くほど実績のある選手と見なせます。またこの表は2025年チーム視点での移籍情報になっているため、来季視点ではわかりにくいのはご容赦ください(2026シーズンのチーム体制はシーズン開始頃に作成予定)。

*12/2追記:来季のチーム名変更等は現時点の判明分は以下に反映済み。

◆ワールドチーム:デカトロン・AG2Rラモンディアル チーム → デカトロン・CMA CGM チーム グルパマFDJ → グルパマFDJユナイテッド ロット → ロット・アンテルマルシェ(WT昇格) イスラエル・プレミアテック → NSNサイクリングチーム(WT昇格) ウノエックス・モビリティ(WT昇格)

プロチーム:コフィディス(降格) Q36.5プロサイクリングチーム → ピナレロ・Q36.5プロサイクリング ユニベット・ティテマ・ロケッツ → ユニベット・ローズ・ロケッツ MBHバンク・CSBバラン(PT新加入) モダンアドベンチャー・プロサイクリング(PT新加入)

消滅:アルケア・B&Bホテルズ アンテルマルシェ・ワンティ(ロットに吸収合併)

 


前回の記事で未定だった選手のおよそ半分ほどは契約が発表されました。

◆来季のロースター決定チーム:スーダル(30名)、レッドブル(30名)、チューダー(30名)、Q36.5(30名)。他のワールドチームも大半が来季のロースターはほぼ決まり、残りの枠は1-2名程度です。

現時点でも未定の枠が多いのは、アルペシン(19名)、イネオス(22名)、EF(22名)、ロット(18名)の4チームのみ。*EFは契約期間を公表していないので実際は半分くらいは残留の可能性が有ります。

 

 

◆移籍状況の概要

現在ワールドチームに所属している選手で、来季の契約が未定の選手は77名、チームの移籍が発表されたのは82名、引退は33名います(プロチームは含まず)。参考までに今年と同チームに所属するのは359名で、ざっくりと計算して全体のおよそ1/3の選手がチームが変わるシビアなプロスポーツです。選手もチームを運営する側もそれだけ負荷の強い環境であり、長期にわたって同じチームにいることはそれだけでもその選手の価値を表しているといえるでしょう。

 

なお引退が発表されたビッグネームは

ゲラント・トーマス

カレブ・ユアン(5/6引退)

ロマン・バルデ(6/15引退)

ラファウ・マイカ

ヤコブ・フルサン

アレクサンダー・クリストフ

ジャコモ・ニッツォーロ

などがいます。

 

今年の特殊な状況については、以下で確認しておきましょう。

 

◎ワールドチームの入れ替え

今シーズンの最も大きなトピックとしては、来季にかけてワールドチームの入れ替えがあります。2023-2025年の3年間に獲得したUCIポイントによるランキングで上位18チームがワールドチームの資格を得て、19位以下のチームはプロチームになる仕組みです。出場するレースが変わるなどスポンサーや所属する選手にも影響が現れます。

◆新ワールドチーム:ロット・アンテルマルシェ(昇格:旧ロットとアンテルマルシェの合併) / NSNサイクリングチーム(昇格:旧イスラエル・プレミアテック) / ウノエックス・モビリティ(昇格)

◆チーム:コフィディス(降格) / MBHバンク・CSBバラン(新加入) / モダンアドベンチャー・プロサイクリング(創設)

◆消滅:アルケア・B&Bホテルズ / アンテルマルシェ・ワンティ(ロットに吸収合併)

 

◎ワールドチームの昇格・降格はこちら参照 *近日中に情報更新予定

 

◎ロットとアンテルマルシェの合併

現時点で選手の移籍で一番大きな問題になっているのがロットアンテルマルシェの合併に伴う選手の去就です。新チームはロットはが母体になることが決まり、18名が来季のロースターとして発表されている状態。一方のアンテルマルシェで来季の契約があったおよそ20名の選手の去就が未定で(上記表には反映していません)。そんな中でエース格のギルマイは事前に噂されていたNSNサイクリングチーム(旧イスラエル・プレミアテック)への移籍が発表されました。新チームには数字上では12名が入ることが可能ですが、多くの選手が来季の所属を失うことになるのはとても残念です。

 

◎アルケアの消滅

残念ながらアルケアは来季のスポンサーは見つからず、チームは解散が決定した。期限ギリギリまで奔走した様子も伝えられたが、シーズン前からの不透明だった状況の改善には至らず、既定路線であったともいえる。所属していた27名のうち14名は移籍先が決まり、3名が引退し、10名が去就未定のままである。

 

◎新プロチームの設立

来季からプロチームに二つの新チームが誕生する。ハンガリー籍のMBHバンク・CSBバラン(2019年からコンチネンタルチーム:ライダー計21名、うちイタリア人が14名)と、アメリカ籍のモダンアドベンチャー・プロサイクリング(2026年創設:ライダー計20名、うちアメリカ人は11名)で、どちらもまだ数人は来季契約が未定の選手が加入する可能性がある。

 

来年1月には新チーム体制の全容がほぼ見えてくると思いますので、改めて記事の情報更新と追記をする予定です。