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チームと選手の成績チェック【2025.4月終了時】

 

ほんとに今更の謎なタイミングで恐縮ですが、軽く成績まとめの記事を。言い訳:普通なら毎月末に上げておくべき話題ですが、昨年からブログを書き上げるモチベーションがあがらず(今も上がっているわけではない)、すっかりご無沙汰してしまいました…。とはいえ毎月成績まとめの表は作っていたので(Tではつぶやいていました)、ツールを前にして今年の成績を振り返る意味合いとあとで振り返る時に確認しやすいような記録的な意味合いのまとめです。ということで、チームの成績と選手個別の上位50人のランキングを表にしています。

コメントは全体で気になる傾向と特に注目したい選手やトピックのみ簡単に触れるレベルです。最後に各月のまとめページへのリンクも貼っておきます。

*表のUCIポイントおよび勝利数は2025年第17週(4月28日)までの集計。

 

 

 

 

◎チーム成績(UCIランク・勝利数)

クラシックシーズンも終わり、今年のチームの序列が見えてきた。UCIランクと勝利数を確認しておく。*表はUCIランク順で、ワールドチーム18チームと昨季上位の6つのプロチーム(プラスα)で構成。チーム名のカラーはジャージのカラーをイメージしています。順位は比較として前月(2月末)も記載。2025年の獲得したUCIポイントと勝利数を記載。WT=ワールドチーム/PT=プロチーム。

 

 

毎月ワンパターンで申し訳ないが、順位はUAEチームエミレーツが勝利数UCIポイントともに別格で積み上げている。UAEが別格過ぎて隠れがちだが、2位につけたリドルの稼ぎっぷりは特筆もの。4月単体でみればUAEとほぼ同じポイントを獲得している。前月から順位をあげたチームはヴィスマ(7位→4位)、EF(17位→10位)、グルパマ(19位→13位)で、下げたチームはレッドブル(5位→8位)、チューダー(13位→17位)、イスラエル(12位→18位)、ジェイコ(16位→20位)。アンテルマルシェはようやく今季初勝利を挙げた。今シーズン不調が続くロットは改善する兆しが見えず、来季以降のスポンサーや選手の移籍にも注意が必要かもしれない(ワールドチーム昇格争いについては過去2年でポイントを多く挙げているのでほぼ間違いなく昇格の見込み)。

 

昇格争いについては、4月末時点で大きな局面を迎えつつある。3年間の総計ポイントで19位だったアスタナが18位のピクニックに急激に迫っている。20位のウノエックスもポイントを伸ばしてきているので、17位のコフィディスも楽観はできないし、場合によっては16位のアンテルマルシェも絡んでいく可能性がある。5月はジロで大きなポイントが動くので、ジロ終了時点でのポイント状態を注視する必要がある。

◎昇格・残留争いについてはこちら参照

 

 

◎個人成績(2025年分UCIランク)

ランキング上位50名を表にした。コメントは特に気になる活躍をしている選手にのみ言及する。表は2025年のレースで獲得したUCIポイント順(独自データ)で、多くのランキングサイトの順位とは違います。表は左から選手名/国/所属チーム/UCIポイント。

 


案の定というか、想像以上ではあるが、ポガチャルがランキング1位になった。それも2位以上に圧倒的な大差をつけて。現時点で年間でこれを抜ける選手はほぼいないに等しい状態で、さらにポガチャルはツールに出場すればもっと差を広げる可能性が極めて高い。
彼のことを過小評価しているつもりはなかったが、完全に想像を超えていて言葉がない。*ポガチャルについては彼へのリスペクトを込めてツール前に記事を書く予定。

他の選手について触れておくと、クラシックを中心に3月好調だった選手がそのまま多くのポイントを獲得した印象で、ランキング上位の顔ぶれは順位こそ変化したものの3月とほぼ変わらない。ランキング圏外から上位に入ってきたのはファンアールトヒーリースケルモースヴェラスコ。役者が揃ってきた感じでもあるが、ヴェラスコはシーズン半ばにしてキャリアハイ級の成績をすでにあげていて、彼もまた席巻しているアスタナ旋風の一人。

チーム別では、リドルが7人で最多。今年のチームの充実ぶりがよくわかる。UAEが6人で続くが前月からは2人減少し、リドルに抜かれた。ヴィスマが4人。アスタナイネオススーダルレッドブルバーレーンが3人と健闘。一人もいないのは、デカトロンアンテルマルシェトタルロット。5月はジロの成績が大きく影響するので、総合系の選手が躍進してくるか注目していきたい。

 

 

◎他の月別成績まとめはこちら

jamride.hateblo.jp