チームと選手の成績チェック【8月終了時】
すんません、さぼってました。今更のタイミングなので、こっそりブログアップ(7月、9月も同様)。で、コメントもいつも以上に薄く、自分用のメモ程度で。
*個人成績は独自集計です。集計ミスの場合もありますのでご了承ください。*表のUCIポイントおよび勝利数は2023年第34週(8月26日)までの集計。
◎チーム成績(UCIランク・勝利数)
*表はUCIランク順で、ワールドチーム18チームと昨季上位の4つのプロチームで構成。UCIランクは前月から上がったチームはピンク、下がったのはブルーに。UCIランクと勝利数は2022年分はグレーで記載。
ランキングではUAEチームエミレーツとユンボ・ヴィスマが。相変わらず激しくマッチアップ。勝利数はユンボ、UCIポイントはUAEがリードしている状況で、ブエルタの成績が2チームの争いに大きな影響がありそう。他は大きな順位変動はなく、シーズン最終のチーム順位も見えてきたように感じる。今シーズンはワールドチームの昇降格はないが、獲得したポイントは2025年に集計されるため、18位前後にいるチームは終盤であっても少しでも稼いでおきたいところであり、来季に向けた補強対策も重要。現時点では18位DSMまでと、19位アルケア以降には少し差が開いている。ロットとイスラエルは昇格に向けて好感触もあり、アルケアとアスタナは相当厳しい。
先月から順位を上げたのはスーダル、モビスター、ウーノエクス。下げたのはバーレーン、ジェイコ、アスタナ。
勝利数では、スーダル8勝、グルパマ7勝が多い。ユンボとウーノエクスは昨年の勝利数を超えた。
◎個人成績(UCIランク)
ランキング上位50名を表にした。目立ってポイントを獲得したのは名前をピンクにしている。コメントは8月に特に注目に値する活躍をした選手のみ。
8月は大きいレースは少なめで、大きくpointを稼いだのは、世界選手権RR・ITT、他にワールドツアーではツール・ド・ポローニュ、レネウィ・ツアー、ベーメル・サイクラシックス。ポガチャルは今月で実質今年の年間1位を確定させたと言える。ピーダスン、レムコ、ファンアールト、マチューと世界選手権で暴れまわった選手たちもトップ10は確定。世界選手権は、今年を代表する選手たちのガチ勝負の場だったと言える。面白くないはずがない。
キュングは世界選手権のITTで落車してかなりの怪我を負ってしまった。ミックスリレーで優勝し、RRでも好走していただけに残念にも思えたが、本命のITTでのトラブルは過密スケジュールによる影響もあったのではと感じてしまい、少し悲しくなった(スイスチームでは、女子ITTでも優勝候補で本命視されていたローセルが自転車を降りて泣き出すというアクシデントもあり、スイスチームに対して個人的に懐疑的な気持ちもある)。選手たちの健康を心から願う。
チーム別ではユンボがずっと変わらず6人と好調をキープ。バーレーンとイネオスとUAEが5人で続く。リドルも5人に増えた。DSMとアンテルマルシェは全員ランキング外になってしまった。そしてアスタナとアルケアはやっぱりひとりも入らないまま(上記チームランキングの表に入れているプロチームではウーノエクスとトタルもいない)。
◎過去の月別成績まとめはこちら