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チームと選手の成績チェック【9月終了時】

 

すんません、さぼってました。今更のタイミングなので、こっそりブログアップ(7月、8月も同様)。で、コメントもいつも以上に薄く、自分用のメモ程度で。

*個人成績は独自集計です。集計ミスの場合もありますのでご了承ください。*表のUCIポイントおよび勝利数は2023年第39週(9月27日)までの集計。

 

 

 

 

◎チーム成績UCIランク・勝利数)

*表はUCIランク順で、ワールドチーム18チームと昨季上位の4つのプロチームで構成。UCIランクは前月から上がったチームはピンク、下がったのはブルーに。UCIランクと勝利数は2022年分はグレーで記載。

UAEチームエミレーツユンボ・ヴィスマの年間首位争いは、さらに激しさを増した。9月はブエルタで、ユンボがステージ5勝と総合表彰台の独占という歴史的な活躍をしながら更にブリテンでコーイとファンアールトでステージ5勝&総合優勝と凄まじい勢いでptを稼ぐが、UAEも負けじとステージ2勝と総合4位、9位、14位につけて、アダムのモンレアル優勝、ヒルシは出場した8レース全てでトップ10に入るなど多くのptを稼ぎ、首位の座は譲らない。2チームの猛烈なせめぎ合いは最後までどちらが勝つかわからない。

残念ながら二つのチームが活躍すればするほど、3位以下のチームとの格差は広がる一方で、それについては少々寂しい気持ちもする。他が頑張っていないとは言わないが、上位2チームがあまりにも強過ぎる。

 

順位を上げたチームはスーダルロットモビスターアンテルマルシェイスラエルDSM。下げたのは、イネオスボーラコフィディスAG2R

月間の勝利数は、ユンボが大量12勝、スーダル9勝、UAE6勝と上位3チームが多く積み上げた。UAEスーダルDSMは昨年の勝利数を超えた。

 

 

◎個人成績UCIランク)

ランキング上位50名を表にした。目立ってポイントを獲得したのは(名前をピンクにしているブエルタ組が多め。コメントは9月に特に注目に値する活躍をした選手のみ。

ヴィンゲゴーは年間通して記録的なptを稼いだ。しかし、その上にはひとり怪物のポガチャルがいる。ヴィンゲゴーはおそらく今期終了で、ポガチャルにはロンバルディアもあるので、仮にブエルタで総合優勝していても届かなかっただろう(記録的なptには、今期からツール他のレースのptが変更されたこともあるので昨年までとの比較はあまり意味がない)ブエルタで総合優勝したクスはリーダージャージの連続着用もptになるので、大幅に順位を上げて圏外からランク入り。やや棚ぼた感もある総合優勝だが、今年のユンボの躍進を象徴する存在として称えられるべきであり、個人的にはクスが一番マイヨロホにふさわしかったと思っているので嬉しい。ちなみにクスはブエルタstage6が2年ぶりの勝利で、今年は他に勝利はない。上記チームランキングでも触れたが、9月はヒルの勢いは異次元だった。8レースを走り全てトップ10(ルクセンブルグ総合優勝含め2勝)。3年前のブレイクした時を超えて、もう一皮剥けた雰囲気。この状態を一年通してキープできるならランキングも上位10人に入れる。

 

チーム別ではユンボがクスのランク入りもあって7人に増えた。UAEも6人に増え、続いてバーレーンが5人、イネオスグルパマが4人。アンテルマルシェは0人になり、アスタナアルケアはずっとひとりもランキングに入ることができない。

 

カレンダーでは残りは大きなレースは多くはないため、最終の年間ランキングもほぼ今のままに近いと思われる。次回10月は、チームも選手も年間の成績まとめを記事にします。

 

◎過去の月別成績まとめはこちら

jamride.hateblo.jp