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ベーメル・サイクラシックス 2023|リザルト

 

*いくつか、レース予想のリザルト記事をアップします。タイミングも内容も微妙なので、こっそりと(苦笑)。レースの予想記事は来年はやらないので、今年を締めるための個人的なけじめですね。

 

8月20日に開催された【ベーメル・サイクラシックス】。リザルトを表とひと言コメントでざっくり振り返る。

*表内の選手のUCI世界ランクと年齢は2022年12月末時点。

 

 

 

 

◎レース結果:トップ10


マッズ・ピーダスンが集団スプリントを制した。今年は本当に勝負強い場面も多く、対応できる幅が広がり、好調をキープしている期間も長く、すごくいい選手になったと思う。持ち前の明るさでチームのムードメーカーになり、性格もよく知性も感じる。最後のゴール直前に集団に吸収されてしまったが、終盤の勝負どころで思い切りのいいアタックを見せたランパールト(6位)とポリッツ(8位)、マクナルティ(12位)は、逃げ切るのにほんの少し届かなかった。しかし彼らの勇敢な走りは讃えたい。本来のエーススプリンターがメイン集団にいたら(メルリールとサム・ベネット=サム・ベネットは胃腸系のトラブルで途中棄権)、彼らもこんなレース展開にはしなかったと思うが。2位に入ったDファンポッペルはチームのお膝元であるレースで面目を保ったといえる健闘。
3-4位に入ったヴィヴィアーニデマールの今シーズン結果が伴っていないベテランがシーズン終盤ながら調子を上げてきた。かつてのトップスプリンターとしての力が現在どの程度なのか計り知れないが、まだ衰えるには早いと思うので、頑張ってほしい。

 

 

◎予想結果:優勝候補ほか

TOP10では4人、予想としてはあまり良いとは言えない。早々に脱落して知ったエース格のスプリンターも多く(こういうレースにはありがち)いたが、Dファンポッペルはきちんとエースとして勝負させればかなり計算できる強さがあるだけに、ボーラの使い方がうまくはまっていない印象でもったいない。まあ、本当はサム・ベネットがもう少し安定してムラがなくなるといいのだが。というかウルフパックにいてマイヨヴェールを取った時の迫力はここ数年ほとんど感じない。個人的には結構好きな選手なので、復活を願ってる。

 



 

 

◎プレビュー記事はこちら。

jamride.hateblo.jp