クールネ〜ブリュッセル〜クールネ 2022【リザルト】
2月27日の【クールネ〜ブリュッセル〜クールネ(以下KBK)】のプレビュー(予想)へのひとり反省会。最後まで目の離せないスプリンターズ・クラシックらしいドキドキの痺れるレースでした。
なお、こちらのブログ内容は自分の予想と結果のつき合わせが中心です。レースの展開や結果はシクロワイヤードの記事などに詳しいので、参照ください。
ゴール前の集団スプリントで見事に勝ちきったヤコブセン。今季5勝目と絶好調。
◎レース結果
【予想文面】→ 本命はニッツォオーロ、ユアン、ヤコブセンのスプリンター対決と予想。スプリント力で言えばユアン、クラシックの適性ではニッツォーロ、チーム力ではヤコブセンがそれぞれ有利か。対抗がコルブレッリ、ラポルト、クリストフ、メルリールのスプリント力の高い選手たち。セネシャル、ランパールトも無視できない存在だが、前日やや精彩を欠いた印象のクイックステップはどう立て直すか。クラシックの勝ち方を知っているファンアーヴェルマート、デゲンコルプも上位に来そうだ。トレンティン、ヴァルグレン、ストゥイヴェンも優勝争いができるのはOHNと同じ傾向。他の上位候補は下記表を参照。
【結果】→ 優勝はヤコブセン、2位は、ユアン、5位にニッツォオーロ、トップ10のうち5人は予想。集団スプリントは結果予想が困難な中、健闘したと個人的には思う。『VelonFantasy』(勝者を予想するゲームサイト)では世界中の参加者3838人中、13位に入った。これは健闘と言っていいと思う(自画自賛・笑)。
※表は左から個人的予想(星の数)、名前、チーム、UCI世界ランク、年齢、脚質。選手の年齢、所属チーム、UCI世界ランクは2022年1月時点。
ラポルト、トレンティン、クリストフ、メルリールは実力通り、上位に入る。ストゥイヴェン、ナーセン、アランブルは前日のオンループと合わせ、健闘した。セネシャル、ランパールトはヤコブセンの優勝に貢献。ピドコック、ポリッツ、ヴァルグレン、キュング、デゲンコルプは不本意な成績だった。なお、45位までは同タイムで集団ゴールしている。コルブレッリは前日オンループで2位だったので、このレースはチームメイトのバウハウス(13位)に託していたと思われる。
◎その他・寸評
この中で特記しておきたいのはアルケアの健闘、いや大健闘。上位に入ってもおかしくない力がある選手だが、3位、4位、7位とトップ10に3人というのは非常に驚いた。オフステテールは昨年までいたイスラエルからの移籍でクラシックはエースとして走ると思われるので好成績が期待できそうだ。
あとはタコさんことファンデルホールンの大健闘。序盤から逃げグループに入り、吸収された後も別の選手と逃げた。ゴール手前100メートルで追いつかれたが、最後まで逃げの夢を見せてくれて、また彼が好きになった。昨年のジロのステージ優勝のようなシーンがまた見たい。
チームとしては、クイックステップ、ロット、アルケア、アンテルマルシェは成功。トレック、ボーラ、イネオス、バーレーンは望んだ結果を出せなかった。
◎上位10名の成績(2022年)
6位のファンゲステルは知らない選手だった。これを機に覚えておく。
それにしてもタコさん惜しかったなあ。今年も彼には注目をし応援する。