9月10日にカナダで開催される第12回目の【グランプリ・シクリスト・ド・モンレアル】。北米で開催されるワールドツアー2連戦のふたつめ。出場選手をざっくりまとめ。2日前に行われたGPケベックとほぼ同じメンバーなので、コピペしようと思ったけどしてません・笑
*有力選手は、上位10人(本命3人:★3つ)と、その他有力選手に分けています。*情報は9月7日現在。出場選手は変更の可能性あり。表内の選手のUCI世界ランクと年齢は2022年12月末時点。
◎レース概要
ケベック州最大の都市モントリオールの周回コースを18周し、合計221.4km、獲得標高は合計で4124mに達するタフなコース。途中のアップダウンで人数を減らした小集団スプリントで決着する展開が予想される。ケベックと比較し起伏が多め(獲得標高でいうと6割増し)のため、スプリンターには厳しく、よりパンチャー系の選手が活躍するイメージ。
◎優勝候補
GPケベックでの成績も鑑みつつ優勝候補を選んだ。GPケベックでは予想よりもスプリンターが最後まで残ったが、こちらはさすがに厳しいだろう。
ヒルシ、スケルモース、モホリッチがマイフェバリット。コスヌフロワ、パウレスも好調そうで積極的な走りだったのは好印象。GPケベックよりも登坂力勝負になることから、アラフィリップ、ラフェ、アダム・イェーツをトップ10予想に加えた。同様に過去に好成績を残しているシュミット、ウッズも上位候補に(逆にGPケベックで優勝したとはいえドゥリーはちょっと厳しそう。ヨルゲンソン、クフィアトコフスキ、ベッティオール、ウルは不調に見えたので候補から外した)。スプリンタータイプでは、マシューズ、アランブル、ウリッシは最終盤まで残れる可能性はじゅうぶんありそうで、チャンスはあると思ってる。ブレイク候補の若手ではジングレ、ルーヴェルにも期待。
◎その他の注目選手
GPケベック同様に多めに有力選手をピックアップしているが、優勝候補は上記の枠の選手で締めると思う。この中では★印をつけた選手は期待値高め。ディナム、ファンヒルスは結構チャンスはあると思っている。チームとして面白い存在と思っているのは、GPケベック同様で、地元カナダ(イスラエルPT)と、アメリカ(EF、トレック)やフランス(ケベックはフランス語圏で縁が深い)の選手も張り切ると思うので注目したい。
レースの上位に入る可能性は低いと思っているが、名前を上げておきたいビッグネームを少し間を空けて下に記載。ステージレースでは上位に入る猛者たちだが、パンチ力の必要なワンデーでは結果を残しているとは言えない。この中ではヒンドレー、チャベスあたりは調子が良ければ上位を狙えそうだが、どうだろうか。
◎過去の結果(2021年、2019年、2018年)
参考までに過去3年分の上位10位を入れておく。所属チームは今季との比較も。2021・2020年は中止されている。
出場選手中、過去の優勝経験者は、ファンアーヴェルマート(2019・2016年)、マシューズ(2018年)、ウリッシ(2017年)、ウェレンス(2015年)。
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