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グランプリ・シクリスト・ド・モンレアル 2023|出場選手まとめ

 

*いくつか、レース予想のリザルト記事をアップします。タイミングも内容も微妙なので、こっそりと(苦笑)。レースの予想記事は来年はやらないので、今年を締めるための個人的なけじめですね。

 

9月10日に開催された【グランプリ・シクリスト・ド・モンレアル】。リザルトを表とひと言コメントでざっくり振り返る。

*表内の選手のUCI世界ランクと年齢は2022年12月末時点。

 

 

 

 

◎レース結果:トップ10

 


アダム・イェーツが残り10kmでアタックし、一緒に飛び出したシヴァコフとのマッチレースを制した。意外にもワールドツアーのワンデーレースは初勝利。今シーズンは一年間を通してずっと好調で、UAEに入ってよかったと個人的には思う(イネオス時代は過小評価されていると感じていた)。2位のシヴァコフは惜しくも届かなかった。シヴァコフもイネオスではやや不遇の扱いを受けているようにも感じるが安定感に欠ける傾向があるのはたしか。UAEに移籍する来シーズンはどのような役割を与えられるか気になるところ。3位争いは追走グループの4人のスプリントでアランブルマドゥアスヴェラスコサイモン・イェーツの順。UAEはTOP10の二人以外にも13位にマクナルティが入るなど、ユンボからUCIポイントでリードを奪い年間首位の座はかなり近づいたか(ユンボは11位のベノートが最高位で、次は28位のラポルト)。

なお前レースのGPケベックと両レースでTOP10に入ったのはアランブル(4位と3位)、スケルモース(10位と9位)、ヒルシ(8位と10位)。この三人はカナダ連戦だけでなく他のアルデンヌ系のクラシックレースでも軒並み好成績をおさめて、安定感はトップクラス。

 

 

◎予想結果:優勝候補ほか

TOP10では4人的中(その他注目選手も含めると10人)で、結果的には想像していたよりも、パンチャー系ではなくクライマー系の選手向きになった。コスヌフロワマシューズモホリッチよりも、シヴァコフサイモン・イェーツオコーナー向き。そういう意味でも今シーズンのアランブルの登坂力は磨きがかかっていると感じる。アラフィリップベノートあたりがイル・ロンバルディアに向けて調子を上げてきているのは好印象。

 

 

 

◎プレビュー記事はこちら。

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